11月は1日早朝から、緊急地震速報で緊張しました。
関東地方で震度4の地震、情報を確認できても自分の安全までは教えてもらえません。
もしもの時に迷わず動けるかイメージしてみると、かなり情けない…。
自戒を込めて『平時こそ防災意識を忘れるな』です。
平時に防災といえば非常用袋の中身をあれこれ考えたりしがち。
ここでは物の準備も大切ですが、あらためて各地の防災ガイドや専門家の意見を元に
「いざという時、とっさに動けるのか?」災害の瞬間についてまとめてみました。
~ 基本はシンプルだからこそ、日頃の意識が大切です ~
《基本1》 認識を持つ
日本は災害大国、誰もが被災の可能性がある。
ハザードマップや避難経路を確認しよう。
非常用袋など物の準備より、瞬時の判断を訓練しよう。
自分で判断しよう。
《基本2》 どこで被災しても身を守る意識が最優先
阪神・淡路大震災では、発生後わずか15分間で多くの犠牲が…。
まずは家の対策、家具の転倒防止、収納の飛出し防止を。
その上で外での防災対応策を立てよう。
《まずは家の防災から ~ 消防庁より》
家具の転倒は本当に危険、圧死や逃げ遅れの最大原因に。
できれば家具そのものを減らそう。
家具の配置をチェックして、固定器具や粘着テープ、ストッパーで転倒防止対策を!
家具が倒れると想定: ドアを塞がない位置に置く。通路に置かない。
通路に物を置かない: 割れ物は特にタブー。
引出しの飛出しを想定: 予想外の勢いで飛び、危険物に変わると認識しよう。
《地震!? 瞬時のポイント》 危ない場所&物から直ぐに、遠く離れよう
□ 高い位置に積まれている物 □ 固定されていない重量物
□ 棚や壁塀など倒れるもの
□ 車輪など可動式のもの □ 割れ物
《やってはいけない》
✖ いきなり外に飛び出す:塀や壁の倒壊、看板や窓の落下など危険!
◎ 待機場所を探す:できるだけ物の少ないスペース
✖△ コンロの火を消しにゆく:都市ガス、プロパンとも揺れを感知で自動消火。
カセットコンロだけは即消火を!
◎ 放置して、ひとつでも先の動きを
✖ 窓を開けに行く:揺れの衝撃で爆発的に飛び散ることも。飛来物、落下物の危険大。
◎ サッシ&窓に近づかない
過去の災害、特に地震では「家の中には危険がいっぱい」という問題が表面化しました。
災害や地震のニュースのたびに、万一の想定回数を増やし、反射的に行動できるよう備えてみませんか?
自分で「自分の防災ガイド」を明確に、家族でできることは「わが家の防災ルール」として共有し、
新しい情報、もっと有効なコツを得たら、どんどんアップデートしていけばいいのです。
ここまで、ご参考になれば幸いです。
皆様の住まいが、より安全でありますように。
弊社では、住まいの防災対策のご相談を承っております。 お気軽に下記フォームよりお問い合わせください。