「我が家も地震に備えなければならない…」
「築50年ほどの木造家屋を耐震補強をしたいけれど、予算が少なめ」「どんな工事をすれば有効なの?」
2011年、東日本大震災の後は、こうした耐震についてのご相談が増え続けています。
わが家は現状で大丈夫なんだろうか…」と、漠然とした不安を抱えておられる方も多いことでしょう。
これを解消するには、耐震リフォームの流れや、どのような耐震補強工事が行われるのか具体的に知っておくことが大切です。
正しい知識を得ることで悪徳業者を避け、ご自宅に必要十分な耐震リフォームがどういうものかを明確にしていきましょう!
はじめに耐震診断をしましょう!
耐震補強方法を検討する前に、まずは耐震診断を行います。
ここでのポイント!
①耐震診断で現状を知っておくことが大切。
②耐震補強の方法によって異なる費用を調べる。
③耐震補強助成金を利用できる可能性を調べる。
「まず耐震診断」の理由は、今の建物の状態をしっかり把握しなければ耐震補強をすべき箇所があるのか、それがどこなのかがわかりません。
耐震診断には、家を解体せず目視で行う「一般診断」と、家の一部を解体して内部をも調査する「精密診断」があります。
どちらも建物が劣化している程度、耐震金物が施されているかなどを確認し、建物の耐震力を「構造評点」という数値で判定します。
必ず専門家による耐震診断を行い、現建物の危険度を認識した上で、実際の耐震補強を考えていきましょう!
実際の耐震リフォームまでの流れ
①耐震診断
まずはじめに耐震診断を依頼しましょう。
お住まいの市区町村に相談してみると、補助金が支給されたり、業者を紹介してくれることもあり、安心でおすすめです。
優良業者では公的資格を持つ施工責任者が耐震診断を行います。
まずは非破壊調査の結果をもとに建物の強度を計算し、詳細な報告書を作成してもらいましょう!
東大阪市の耐震診断・耐震改修に関する詳細は東大阪市の公式ホームページへ
②耐震補強設計
耐震診断の結果をふまえ、耐震補強設計を行います。
診断方法や設計方針に一貫性を持たせるため、診断と設計は同じ業者に依頼することをおすすめします!
耐震改修の実績が豊富な専門業者ならば、建物のどの部分をどのように補強すれば良いか、綿密な改修計画を立てます。
③耐震補強工事
診断、設計の次段階は、いよいよ耐震補強工事です。
工事途中のどこかで、工事が終わると見えなくなってしまう部分を確認したいと、業者に依頼すると良いでしょう。
工事中の現場、工事の進み具合をご確認いただきながら進めます。
④アフターメンテナンス
適切にメンテナンスをしない建物は徐々に劣化してしまい、ひいては耐震性の低下にもつながります。
メンテナンス方法は綿密に業者へ確認しておきましょう!
さて、耐震リフォームを経験したことがある方は、増えてきたとはいえ現在は少数派です。
地震に強い家にしたいが「何から手を付けたらいいのかわからない」という方へ。
まずは耐震リフォームの大まかな流れを知っていただき、リフォーム後の不具合や定期的な点検など、当社までお気軽にご連絡ください!
当社では、リフォーム後のお住まいを守るお手伝いも大切にしています。