前々回①②(フローリングのキズを補修する)、前回③④(フローリングの補修 ~ 大きなキズと凹み)の下記補修記事に続き、今回は最終段階の⑤についてまとめました。
① 小さなキズ
② 床鳴り
③ 大きなキズ
④ 凹み
⑤ フローリングの保護
さっそく道具の確認から始めましょう!
【 用意する道具 】
・床用ワックス: 床素材を塗膜ごと保護し、小さなキズを目立たせずツヤも出します。
・床用ニス: 床素材の表面に塗膜を作ってキズから保護し、ツヤを出します。
・ペイント薄め液
・ワックス剥離剤
・サンドペーパー(240番前後)
・マスキングテープ
・割り箸
・スジカイバケ
・コテバケ
・塗装用バケット
⑤ フローリングの保護
1)床用ワックスを塗る
年に一度の目安で床用ワックスを塗ると、床面のツヤを保てます。
最近はワックスの種類も豊富になり、品質機能も進化しています!
フローリングの他、クッションフロアにも使えるタイプが便利ではないでしょうか。
ワックスの塗り方については、各製品ごとの説明書を丁寧に読み進めて下さい。
・まず掃除機、床ふきを済ませます。
・床用ワックスを適量ずつ、モップやワイパーで塗り広げます。コツは薄く均一に!
・しっかり換気を行いつつ、約60分乾燥させます。
【注意!】古いワックスが残っている場合は、専用クリーナーで取り除くのが先です!
その後に新しく塗り直しましょう!
2)床用ニスを塗る
キズ防止のためには、まず床材に床用ニスを塗りましょう。
ただしセラミックなどで表面コーティングされた床には、ニスが使えません。
この場合は床用ワックスを使用します。
・下地を処理します。
床掃除は掃除機と水拭きで、油汚れはペイント薄め液で、古いワックスは専用剥離剤で作業していきましょう。
・ニスが床材にしっかり塗れるよう、木目沿いに240番サンドペーパーを軽くかけ、また掃除機と水拭きをします。
ここでしっかりと乾燥させないと、ニスの塗膜が白濁してしまいますので、ご注意を!
・壁際、家具などニスの付いてしまいそうな部分に、マスキングテープを貼りましょう!
・ニスを塗る準備をします。
水性ニスなら薄めずに使えますが、必ず使用前に割り箸で分離した層をかき混ぜて下さい!
油性ニスは粘度が強いとキレイに塗れません。ペイント薄め液を加え、濃さを調節します。
・壁際から塗ります。
まずスジカイ刷毛で壁際、家具との境目など、コテ刷毛で塗りにくい部分を作業しましょう。
・残りの広い面を塗ります。
コテ刷毛で木目に沿って、部屋の奥から入り口の方向へと作業していきましょう。
さて、以上で床のキズ防止とツヤを保つ方法のまとめを終わります!
いやはや書きながらも思うのですが、このフルコース作業を決意するには相当の覚悟が必要ではないでしょうか?
日頃から気づいたら早めの補修を心がけ、年に一度のワックスがけだけで乗り切れるよう、是非お手入れサイクルを工夫されてみて下さい!
当社では皆様の体験したDIYでのお悩みにもお応えしております!
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